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WEARABLE HOUSES

2023


データや情報によって生活が支配される今、私たちは物理的空間との関係を取り戻す必要に迫られています。このワークショップでは、具体的な建築物を考察することで、単なる機能という枠を超え、私たちの内面と外界に安定をもたらす美や装飾を感じさせる構造や形態に対する認識を深めていきます。それぞれが独自のやり方で身体と関わり合うジュエリーと建築というふたつの芸術形態をめぐる新たな拡張されたイマジネーションは、違う素材や次元へと変換されることで、広がりを見せることでしょう。その目的は、新たな認識を通じ、個性や自己イメージに対して建築とジュエリーの双方がもちうる可能性を体験し、理解することにあります。大きなものとごく小さなものである建築とジュエリーが持つスケールは、それぞれが独自の性質のもと、社会におけるやり取りやコミュニケーションの中で交わされる様々なレベルの行動様式をつかさどっています。

スーザン・ピーチ(SCHMUCK2  創始者)およびガビ・シリッグ(ベルリン芸術大学 空間および展覧会デザイン講座教授)の2名のドイツ人アーティストによるワークショップ。

このワークショップは、関連する芸術分野の学生および一般の方を対象としています。参加希望者は9月25日までに susan@schmuck2.de へご連絡ください。

TAMAGAWA ART GALLERY PROJECTS 2023 – 2024 No. 7 October 4 – 6, 2023

スケジュール
2023年10月4日 (水) 17:00 – 18:00、ワークショップの紹介および導入講義
2023年10月5日 (木) 10:00 – 17:00、ワークショップ
2023年10月6日 (金) 10:00 – 16:00、作品の完成およびプレゼンテーションの準備
2023年10月6日 (金) 17:00 – 19:00、プレゼンテーションおよびアーティストトーク「アカデミックスクエア125」

会場

STREAM Hall 2019
200Bスクエア 300D
*作品の展示は10月12日(木)まで